鹿児島のラジオ番組に生放送出演しました。

おはようございます！
今日は快晴で、冬晴れのお天気です。外は1度と肌寒い朝を迎えております。最高気温も9度と例年よりは暖かいのですが、寒くなってまいりました。

岡山県真庭市にございます、当高岡神社は、904年に髙丸山に勧請され、1168年、現在の宝宮山の地に奉遷(ほうせん)され、1120年続いている郷社です。
ご祭神は、吉備津彦の命の父であります大倭根子日子賦斗邇命（おおやまとねこひこふとにのみこと）、天照大御神、天児屋根命（あめのこやねのみこと）、品陀和気命（ほんだわけのみこと）、武甕槌命（たけみかづちのみこと）のご祭神をお祀りしております。
昔、社殿が火災に遭い、女性の方が神様を抱いて助け出してくだったことがありました。その時神様が、これからは女性の守り神になりましょうと仰せになられたそうです。それからは、女性の守り神として安産や子授かりなど女性にご利益のある神社となっております。そのほか、家内安全・交通安全・厄ばらい・病気平癒などご祈祷をたまわっております。

昨年末から話題となりました、樹齢850年以上と推定されておりますご神木の平安杉です。生きている木としては、岡山県下一の幹の周囲で、8.65メートルと太く、真庭市天然記念物にも指定されています。
昨年11月に、ご参拝者の方が撮影したご神木の枝の写真が龍に見えるということで、ローカルテレビで放映され、SNSでも話題となりました。台風か強風により、自然に折れた枝が、龍に見え、勢いよくご神木の枝から飛び出している姿が昇り龍のように見え、とても迫力があります。また、今年初めには、枯れている枝と思われます白い枝が、Sの字型ににょきにょきとのびていて、蛇のようにみえます。頭には緑の草が生え、目と口があるようにみえます。自然の偶然の産物であり、とても不思議なパワーのあるご神木だと思いますので、みなさまもこのご神木を直に見ていただきまして、辰年・来年の巳年2年分のご利益をいただいてください。なお、二又に分かれている幹の中は、空洞になっており、木霊・木の妖精が見えるという方もいらっしゃいまして、まるでジブリの世界のようです。
230段ある石段を登っていただくと、拝殿と本殿、ほかにも須佐之男命（すさのおのみこと）をお祀りしている四十厄神社や、英霊をお祀りしている建勲社、伏見稲荷社など、摂社末社もございまので、いろいろと巡っていただくのも面白いと思います。

真庭市北房には、初夏には蛍、秋はコスモスなど、四季折々の魅力があります。
また、古墳の大谷1号墳や定古墳、備中鐘乳穴（かなちあな）の鍾乳洞、屏風岩が真庭市指定文化財天然記念物になっている金刀比羅神社など、歴史を感じる神秘的なスポットも数多くあります。
近くには、雲海で有名な備中松山城や、北は蒜山高原もあり、自然豊かな地域です。
また、全国露天風呂番付で西の横綱と認められた砂湯が有名な湯原温泉もありますので、癒しの旅にはぴったりだと
思います。